共同研究等に関心のある企業の方へ

安全優先のため、現在研究室での面会を中止しています。基本的にオンラインでの会合となります。よろしくお願いします
 当研究室では、積極的に民間企業と連携して研究をしています。このページでは共同研究等に関係する情報をまとめます。 公開できるものは最新の成果から少し時間の経ったものに限られますが、簡単な説明文よりは動画の方がより説得力がありますので、Youtubeを参照ください。また、Twitterでも 積極的に発信しています

  1. ソフトウエア開発を伴うもの
    • ArchiCAD:GDLやプラグインによるカスタム機能の開発
    • AutoCAD系:スクリプトからObjectARXまで、カスタム機能の開発
    • ゲームエンジン系:UnityやUnrealEngineの建築応用
    • AR/MR系: 建築学会の過去論文を検索して頂くと、当研究室のものが多数ヒットします。民間企業での応用事例を最近よく見る機会がありますが、最新の成果として発表されているものが、 当研究室が10年前に既に実装を済ませているようなものと、ハードウエアの構成はともかく、ソフトウエアとしては違わないことが多いです。 車輪の再発明に多くのリソースを割かずに、当研究室に相談頂ければ低コスト短期間で必要なシステムが入手できるでしょう
     ソフトウエアの開発ベースはC/C++言語ですので、抽象モデルがしっかり設計できてさえいれば、ほぼどのようなものでも実装可能です。 ご希望があればPythonなどの言語での実装にも対応します
  2. ハードウエア開発を伴うもの
    • 5軸以上の自由度を持つ加工機
    • 産業用ロボット(6軸)+付加軸を用いた加工機
    • これらの加工機で使用するツール(刃物) 注)ツールの開発のみ共同研究とし、ロボットの動作に関しては企業側単独とすることも可能です
     ロボット加工機や多軸加工機に関しては実装手段の選択肢を複数用意しています。すでに実行中の共同研究等とは異なるコンセプトでの実装も可能ですので、 企画案がありましたらまずは相談してみてください
     最近「ヨーロッパ製の五軸加工機を買ったけど思ったように使えない」という相談を別の企業さんから続けて受けることがありました。 欧州製の5軸加工機は基本的に板材加工を目的とするもので、テーブルトップや扉面材、箱組みして家具、といった使い方が前提です。 基本的に2次元がベースです。本研究室で推進中の真の3D加工を実現するためのソフトは付属しないか、そもそも用意していないメーカも多いようです
     共同研究としては、このような市販5軸加工機の制限を外して真の実力を発揮させるためのオリジナル・ソフトウエアを開発するというものもありえます。 興味のある方はお問い合わせください
     本件に関しては、やや詳しい解説を書きましたのでこちら「5軸加工機の改良」をご覧ください
  3. 人工知能あるいは人工技能
    • 一般的な人工知能適用
    • 人工知能とロボットの融合(教示なしのロボット運用)
  4. データベースを応用した分散協調環境の構築
    • 異種CAD間でデータの共有
    • 設計物に対する閲覧、編集、管理の提供

 共同研究の実施については千葉大学と契約を交わす必要があります。詳しくはこちらのリンク(URL: https://www.ccr.chiba-u.jp/industry/)で確認してください
 これまでの経験から、上のURLでは直感的に分かりにくい事柄を補足します。共同研究として研究費を受け入れるには三つの形態があります。 共同研究、受託研究、寄付金ですが、受託研究は企業側からみれば委託研究になります。これらについての違いを表にまとめます
種別 成果物の帰属 研究費(間接経費)
共同研究  研究における成果物、特に特許などの知財に関して企業と本学で権利を按分して持ちます  30/130の間接経費を研究に必要な直接費と別に計上します
受託研究  契約時に定めた成果物は企業と本学で共有しますが、知財に関しては本学に帰属します  30/130の間接経費を研究に必要な直接費と別に計上します
寄 付 金  契約時に目標(成果物)を定めません。知財に関しても本学に帰属します 間接経費は0~5%程度となります
たとえば130万円の予算であれば、30万円は大学の取り分となり、研究室で使える予算額は100万円になります。 研究室の運営においてもある程度の間接経費は必要ですので、研究の真水部分は70~80万円程度になるとお考え下さい

 大学は人材育成機関でもありますので、共同研究期間が大学の学期進行と一致していると都合が良いです。 研究成果は学内の論文発表に合わせてとりまとめますので、1月下旬から2月上旬に成果がでることになります。 4月の早い時期に共同研究がスタートしていると十分な研究時間が確保でき理想的です。 4月に共同研究をスタートさせるには、打合せ準備期間がその前に必要ですので、企画そのものが1月から始まっているとちょうどよいでしょう。 2月末までに企画調整会議を済ませ、3月中に共同研究契約書を交わし、4月に研究を開始する、というのが理想的な進め方です
 複数年で計画する場合はこの限りではありませんが、1月~3月は研究室の次年度の方向性を思案する時期でもあります。この時期に企画を持ち込んでいただけると、計画を立てやすいのでたいへん助かります

 電子メールにて問いあわせください。
 工学研究院教授 平沢岳人 hirasawa#faculty.chiba-u.jp (注:#を@に変えてください)