建築でコンピュータ、する?
2024年9月20日(金) 09:13 JST
もう終わってしましたが、「第1回ロボデックス ロボット・活用展」で発表してきました。
上の写真は、
20160425 更新
Mac系で動画再生を可能に
20160418 更新
静止画を動画に変更
本年度のGDL講習会も無事始まりました。4年生はここからスタートでまだなにも出来ませんが、一年後には目を見張るほどの成長を遂げているはずで、いまから楽しみです。
最近、共同研究の打合せ会議用に、人工技能研究に関係してちょっとした技術デモンストレーションを制作しましたのでご紹介します。上の写真は正12面体1個と正20面体2個を並べたものですが、表面のテクスチャをよく観察すると木材から切り出したものであることが分かると思います。少し前の記事「研究テーマのリバイバル」から写真を引用してみましょう。こちらはCGです。
これらを対比してみると、CGのモデリングが現実をうまく表現していることがわかります。使える手法であることが実証的に確認できました。
さて、
京都大学の吉川恒夫先生がおそらく2000年頃に書かれたであろうメモには、ロボットは人工技能を実現する機械とあります。吉川先生のメモでは、人工知能を人間の知能作業の代行とするアナロジーで人工技能は人間の技能作業の機械化とされています。吉川先生のメモは現在でも次のURLでご覧頂けます。
https://staff.aist.go.jp/h.arai/rsj2k_os/os_proc/yoshikawa.html
さて、当研究室ではデジタルアーカイブ研究のデータの整合性検証のために、CNCフライス盤や3Dプリンタを使ってきました。これらの出力機械は、作成した3Dデータの正しさを検証するのに十分な能力を持つことを論文等で紹介してきましたが、実は、もの足りなりなく思うこともしばしばありました。どのような点がもの足りないかというと:
3.に関しては部品を相互に組み上げてしまえばわからないことが大半で、学術的にはともかく感性的には許容されえますが、1.と2.は完成後の見た目に影響大きく、ただただ残念に思うばかりです。