建築でコンピュータ、する?
2024年12月13日(金) 03:05 JST
ハノイの塔もナイト・ツアーも、有名なパズルはその計算量が半端じゃないですね。Prologだと直感的にプログラムが書けるのはよいですが、成果の確認に余計な手間が掛かることがあります。結果を待っている間にC/C++で書き直せそうです(笑)。新しいパズルへの挑戦はひと休みにして、グラフィックにPrologが使えるか、ちょっと考えてみました。
最近、建築の世界ではアルゴリズミックデザインという言葉が流行っています。どうして今頃流行るのか理由は定かでないですが、うちの研究室でもfDLAなんてものを考案していろいろ試行錯誤しています。fDLAについては、このリンク先をご覧ください。
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もう少し建築にも使えそうなパズルをPrologで解いてみることにしました。
前の記事にも書きましたが、Prologの教科書の定番にNクイーン問題があり、これはチェス盤の駒配置のパズルです。チェス盤のパズルではナイト・ツアー(Knight's Tour)も有名です。下手な説明をするのもなんなので詳しくはWikiPediaの説明に譲ります。
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ハノイの塔の3D版を前回紹介しました。SWI-Prolog関連のドキュメントは割としっかりしていて、XPCE/PrologというSWI-Prolog専用(?)のGUI構築開発環境についても詳しい解説が用意されています。今回はこのXPCE/Prologを試してみました。
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あけましておめでとうございます。2009年最初の記事です。たいそうなタイトルがついていますが、答えはいうまでもなく「使える」です。なんでもPrologのユーザ数はここ20年ほぼ横ばいとか。真偽は不明ですが、根強い人気があるのでしょう。ここでは、建築屋にも使う価値あるのか?という限定した話です。
さて、現在の研究室ではRDB(PostgreSQL)を積極的に使っていますが、かなり以前(本学に異動するずっと前のことです)には高速に動作するRDBとしてPrologを使っていました。懐かしい。SWI-Prologがいろんな意味ですごいという話をネットで見かけて、冬休みの頭の体操に現代のPrologをちょっと触ってみることにしました。
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大学祭とあわせて、平沢研究室オープンラボ「建築でコンピュータしよう!」を開催しました。多数のご来場ありがとうございました。
五重塔を飛び出すスクリーンで見ていただいたり、複合現実感技術を用いたインテリアシミュレータを使っていただいたりと、建築とコンピュータとのコラボレーションをわかりやすく紹介できたと思います。とはいえ、さりげなく題材につかわれている五重塔が構法的な検証を経ているものであることはビジュアルには表現できません。次回は、そういう観点からも見ていただければと思います。