建築でコンピュータ、する?
2024年9月20日(金) 10:32 JST
第6回GDL講習会では、第5回で作ったtrussrodを使って立体トラスのLIN_をロッドに置き換える方法について扱いました。
今回は新しく公開変数とCALLコマンドについて学びました。公開変数というのはスクリプト外部から値を設定できる変数のことを言います。CALLコマンドを使うとあらかじめ作っておいたGDL スクリプトをほかのスクリプトに呼び出すことができます。これらにより前回のtrussrodを公開変数に置き換えて、立体トラスにCALLで呼び出すことによりディテールのモデリングを行いました。
第5・6回のGDL講習会では、ディティールにこだわった立体トラスのモデリングを行っていきます。今回第5回では、その準備としてワイヤーフレームによる骨組み・部材の基本となる円柱を作成しました。どちらにおいてもベクトルの扱いがポイントとなります。
ワイヤーフレームによる骨組みについては、過去の記事(2012年度第5回GDL講習会)を参考にしてください。
第4回GDL講習会では、配列を用いて3次元曲面を作成する方法を学びました。この範囲は過去の記事と重複するので、 こちら(2010年度のGDL講習会ページ)をご覧ください。
今回の課題は、配列を使って、媒介変数で表現された球とコイルの作成でした。
第3回の講習ではFORループによる繰り返しの処理について学びました。FORループを用いることで同じ部材を連続して配置する等が可能になります。
講習内では例年と同じく「螺旋階段」のモデリングに取組み、課題として、第1回でモデリングした「windmill」外壁部をレンガ積みへと変更してもらいました。
第2回の講習では図形をパラメトリックに作成することを主題とし、「傾く足を持つテーブル」「ジグザグベンチ」のモデリングを行いました。 「パラメトリックに作成」というのは、作る際の部材長や角度を変数として置くことです。これにより後々編集しやすくなります。