建築でコンピュータ、する?
2024年9月20日(金) 10:04 JST
第5回はGDL教科書の「大屋根をモデリングする」を参考に実際にモデリングしてもらいました。CALL文を用いて外部で定義された形状に引数を与えて呼び出すことが可能になりました。また、外積によってある面を構成する任意の点から、新たな法線ベクトルを作ることができるようになり、モデリングの幅が広がってき たと思います。今回の課題では、まず正八面体を作り、その各面から正四面体を新たに生成してもらいました。
第3回は配列に座標点を格納し、図形を描画する練習をしました。FOR文・媒介変数を用いて関数曲線を表現できるようになり、プログラミングによるモデルの生成らしくなってきました。今回の課題は昨年のシェルコンテストの作品から一つと、アステロイドを変形してデルトイドを作ってもらいました。
第2回の課題として受講生には研究室に置くテーブルの設計をしてもらいました。講習会が始まってからまだ2回目で、まだ基本的なコマンドしか扱っていませんが、それぞれ工夫をしてユニークなテーブルを作ってきてくれました。
本年度もGDL教科書(Kindle版はこちら)を用いてモデリングの講習を進めていきます。本ページでは、講習会でのモデリング課題とその解答例を載せていきます。
第1回目の講習では、基本的な図形の生成と座標変換を扱いました。座標変換と共に「Wall Clock」ではFOR文を、「Wood Puzzle」ではPRISM_のコマンドを用いるという、初回としてはやや難しい内容を扱いました。