建築でコンピュータ、する?
2025年3月16日(日) 21:57 JST
第7回となる今回は、GDLのホットスポットという機能を扱います。ホットスポットとは、GDLなどのオブジェクトを実際に図面に配置するときにマウスで掴むポイント(Illustratorでいうアンカー)です。GDLを使って適切にホットスポットを定義しておくと、オブジェクトを並べたり、決まった位置に配置したりする際に便利です。
第6回では三次元のソリッド演算を使って、切り欠き(ソリッド減算)や結合(ソリッド加算)によるモデリングを行いました。GDL教科書では尖頭ヴォールト屋根のモデリングを解説しているので、ここでは違う様式のモデリングの例としてペンデンティブドームを掲載します。
第5回ではGDLプログラミングマニュアルの五章「大屋根のモデリング」をやってもらいました。具体的には、CALLであらかじめ作成した部材のGDLファイルを呼び出すことや、外積による法線ベクトルの計算を行いました。これらの方法を用いて正八面体の生成と、その各面から正四面体を生成するようなモデルを作成してみましょう。
3回目となる今回は、シェルの作り方を学びます。GDLを用いて、自由なシェルをモデリングしていきます。