2018年9月26日(水) 05:28 JST

おかげ様で大盛況でした!- オープンラボ実施報告 -

  • 2011年11月 7日(月) 10:18 JST
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テンセグリティの照明

千葉大学の大学祭にあわせて日々の研究成果を紹介するオープンラボを開催致しました。わかりにくいところにある会場でしたが、104名もの方々にお会いできました。多数のご来場ありがとうございました。こちらの記事で展示内容を簡単に予告しましたが、この記事では、当日のスナップを交えてもう少し詳しく紹介します。

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では、法華経寺五重塔の五層目模型から。この模型では、伝統的な部品の納め方である「継手仕口」をできるだけ忠実に表現することを試みています。模型が白いので少しわかりにくいですが、右のCGとあわせて見ていただけると部品と部品が継手で継がれていることがわかると思います。例えば、一番上の枠肘木は腰掛け鎌継ぎと呼ばれる継手で継がれています。告知記事では、反り屋根まで作成予定と宣言しましたが、力及ばず三手先部までの展示となりましたが、引き続き模型化は進めていきます。こちらの記事(建築物のデジタルアーカイブ化に関する研究 )で進捗を紹介しますので時々チェックしてみてください。



こちらはARを用いたインテリアシミュレータをWebアプリ化したもののベータ版です。「有名デザイナーのあの椅子を自室に置いてみる」というコンセプトで開発しています。名作イス100選の三次元モデルをとっかえひっかえのインテリアシミュレーションをみなさんに体験して頂きました。中、右画像がシミュレーション画面の一例ですがいかがでしょうか?この「WebARインテリアシミュレータ」はインターネットで近日公開予定です。ぜひ試してみてください。



なぞのオブジェ、実はテンセグリティ構造による照明でした。左画像のようにアクリルパイプをワイヤーで繋いで作成していきます。アクリルパイプが圧縮、ワイヤーが引張を受け持つことで、テンセグリティ構造になっています。アクリルパイプの両端に設えたLEDがパイプの端部から中央に向かって照光します。全体(全景)としてはこの記事のトップ画像のようになっており、研究室前のホールの常設灯として活躍してもらう予定です。



模型上にARによって三次元モデルを重畳するデモです。今年度はミース・ファン・デル・ローエ設計のファンズワース邸の模型へと三次元モデルの重畳を行い、シルバースクリーンと偏光メガネにて立体視するといったデモを行いました。人、犬、猫が賑やかしとして模型上を歩きまわる様子はなかなか可愛らしかったと思います。少し技術的なところに触れますと、CADとARシステムをデータベースによって連携させることで、賑やかし配置用のパソコンからの操作を実現しました。例えば賑やかし配置用のパソコンでCAD図面上に植栽を配置すると、即座に模型上に植栽が現れます。静止画では一連の過程をお見せできませんので、近いうちに動画デモで詳しく紹介したいと思います。

また、アルゴリズミックデザインによるコンペ作品や、KINECTを利用した文化財の三次元測定、ボリュームテクスチャレンダリングによる木目の表現(木取り)の研究などもパネルにて展示しました。これらの研究についてもいずれこのHPにて詳しく紹介する予定です。

最後になりましたが、展示に関する説明が不十分だったり、バタバタ慌ただしかったりと不手際もあったかと思いますが、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。