2020年1月22日(水) 12:24 JST

多数のご来場ありがとうございました(オープンラボ開催報告)

  • 2009年11月 2日(月) 16:16 JST
  • 投稿者:

今年も千葉大学大学祭に合わせて、平沢研究室オープンラボ「建築でコンピュータしよう!」を開催しました。多くの方にいらしていただきました。ありがとうございました。


オープンキャンパス’

今年度のオープンラボでは、伝統木造建築物をデジタルアーカイブ化する研究での、1/15模型や、飛び出す三次元シアター、複合現実感を応用したインテリアシミュレータや、複合現実感+立体視技術などを体験型の展示で紹介しました。簡単にそれぞれの展示に関して当日の様子と合わせて紹介します。

オープンキャンパス’  オープンキャンパス’

伝統木造建築物のデジタルアーカイブ化の研究では、飛び出す三次元シアターで五重塔の三次元モデルを眺めながら研究の全体像を紹介しました(上図)。この研究で作成している三次元モデルは部品一つ一つをCADでモデリングし相互に干渉しない(交差しない)ように接合部(継手仕口)のディテールまで忠実に設計しているのですが、はたして実際に組み上げることができるかを検証するために1/15スケールで一つ一つの部品を製作し模型を作っています。デモ会場と工房が離れていたため、模型部品を機械で切削しているところは見ていただけなかったのですが、模型の初重部分を見ていただきました。伝統木造独特の複雑で美しい架構を様々な角度から鑑賞できたと思います。


オープンキャンパス’  オープンキャンパス’

このホームページでもおなじみの複合/強化現実感ですが、この技術を応用したインテリアのシミュレーション(上図・左)や、室内のウォークスルー(上図・右)を体験していただきました。インテリアのシミュレーションでは「いつお店でできるようになるの?」などといった踏み込んだ質問もあり嬉しい限りでした。室内のウォークスルーでは、各種センサをアタッチしたヘルメット等を装備する必要がありましたが、ご来場のほとんどの方に没入感の高いウォークスルーを体験していただきました。会場の制限で前後左右2メートル程度しか動けませんでしたが、屋外での適用を目標により広範囲で実行できるシステムへと改良する計画です。


オープンキャンパス’ オープンキャンパス’

当研究室では、ほとんどのメンバーが交差法(いわゆる寄り目です)で立体視ができるほど、立体視でいろいろと実験しています。五重塔を表示した3Dシアターは、2台のプロジェクタ+シルバースクリーン(DIY)+偏光めがねを使った立体視ですが、他にも液晶シャッター方式、マイクロポール偏光フィルタ方式それぞれの専用ディスプレイでの立体視デモも行いました。上の画像は複合現実感と立体視技術を同時に適用したデモですが、右眼用カメラと左眼用カメラそれぞれから得た動画に複合現実感技術で三次元モデル(上図ではコロッセオ)を合成したものをマイクロポール偏光フィルタディスプレイ用にインタレース出力しています(上図・左)。一般ディスプレイ用にアナグリフとして出力すると上図・右のようになります。アナグリフは赤青のセロファンを使ったメガネを用いた立体視手法です。


いかがでしたでしょうか。多くの方に来場いただきましたが、時間帯によっては説明要員(院生)が払底してしまって十分にご説明できませんでした。申し訳ありません。今年の反省を生かしつつ、来年も大学祭に合わせて開催します。ご期待ください。

  • 多数のご来場ありがとうございました(オープンラボ開催報告)
  • 0 コメント
  • アカウントの登録

以下のコメントは、その投稿者が所有するものでサイト管理者はコメントに関する責任を負いません。