建築でコンピュータ、する?
2024年9月20日(金) 09:22 JST
筒状にした六角形メッシュの交点をレシプロカルに部材が組まれるように設計しレシプロカルタワー。オープンラボの室内展示では天井高の制限で、最下段と最上段の部材を付けていませんでしたが、屋外展示向けに残るパーツを取り付け、高さ 3m のタワーを完成させ、移設を行いました。
完成したタワーは、年明け2月頃まで、以下の地図の★のオープンスペースで展示していますので、お近くにお越しになる際にはぜひ見ていってください。予約などは不要です。
丸ノコを用いて木材の端部を指定の角度に切り落とした後、刃物をドリルに持ち替えてダボ穴を空けるということを連続的に行い部材を加工します。加工の動画があるのでこちらをご覧いただくと加工の様子がわかりやすいです。1つの部材あたり、15-20分程度なので、1日に12本程度加工し、116本の部材を10日ほどで全ての加工を完遂しました。
仮組み立てをしてみると各部材にナンバリングや上下左右の組み付けガイドが必要と分かり、小口に数字と印を付けるようにしました。
最後に、組み立てにあたりホイストで吊りあげている様子と、台車で運んでいる様子、撮影のオフショットも載せておきます。