建築でコンピュータ、する?
2023年12月 2日(土) 04:39 JST
今年も多くの方にご来場いただきありがとうございました。続きを読むから是非、オープンラボ(2019 秋)の様子をご覧ください。
今年は大型展示企画として、5軸加工機によるレシプロカルな正12面体のオブジェと、鼓状のオブジェを展示しました。当研究室では正しい3Dモデリングとロボットによる加工技術の研究しており,その一端をお見せすることができたかと思います。
また、5軸加工機のオートツールチェンジャー(ATC)によるツールチェンジの様子や去年に引き続き、校倉タワーもご来場いただいた際に多くの方から反響をいただき、大変うれしく思っております。鼓状のオブジェを組み上げている様子を是非ご覧ください。
帰ってきたロボット画伯が、ご来場いただいた多くの方の似顔絵を描いてくれました。セマンティックセグメンテーションと呼ばれる深層学習を利用し、髪、目、鼻、口を認識して絵を描いております。似顔絵は上手に描けていたでしょうか。
施工計画検討システムを多くの方に操作していただきました。直観的に動かせるため、実際にマーカーを動かして施工計画検討システムの趣旨を理解していただけたのではないかと思います。お子様にも大人気でいつに間にか重機が大集合していました。
当研究室で制作した伝統的木造建築に用いられる組物を展示いたしました。現在、研究として四脚門を制作しております。3Dプリンターで作成した四脚門の模型と加工した組物を照らし合わせて伝統木造の面白さを知って頂き、建築分野でのロボットによる加工技術に関心を持って頂けたら幸いです。また、ヘッドマウントディスプレイを用いて実際の四脚門をVR上で体感していただきました。
最後は、「間伐材ピックアップシステム」・「組木パズル」・「唐草行灯」の様子を紹介します。組木パズルは大好評で子供から大人までご来場くださった方に楽しんでいただけたのではないかと思います。来年は新作を制作してお待ちしておりますので是非、また遊びに来てください。
来年も、一年間の研究成果などをご紹介させていただければと思います。 これからもよろしくお願いいたします。