2019年10月22日(火) 15:17 JST

共同研究等に関心のある企業の方へ

  • 2019年4月 3日(水) 16:55 JST
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当研究室では、積極的に民間企業と連携して研究をしています。これまで説明したことがなかったので、共同研究等に関係する情報をまとめます。

公開できるものは最新の成果から少し時間の経ったものに限られますが、簡単な説明文よりは動画の方がより説得力がありますので、YoutubeのこのURLを参照ください。


Ⅰ 研究開発のカテゴリーについて

a. ソフトウエア開発を伴うもの

  • ArchiCAD:GDLやプラグインによるカスタム機能の開発
  • AutoCAD系:スクリプトからObjectARXまで、カスタム機能の開発
  • ゲームエンジン系:UnityやUnrealEngineの建築応用
  • AR/MR系: 建築学会の過去論文を検索して頂くと、当研究室のものが多数ヒットします。民間企業での応用事例を最近よく見る機会がありますが、最新の成果として発表されているものが、私たちが既に10年前に実装を済ませているようなものと、ハードウエアの構成はともかく、ソフトウエアとしては違わないことが多いです。車輪の再発明に多くのリソースを割かずに、当研究室に相談頂ければ低コスト短期間で必要なシステムが入手できるでしょう。

ソフトウエアの開発ベースはC/C++言語ですので、モデルがしっかり設計できてさえいれば、ほぼどのようなものでも実装可能です。ご希望があればPythonなどの言語での実装も可能です。

b. ハードウエア開発を伴うもの

  • 5軸以上の自由度を持つ加工機
  • 産業用ロボット(6軸)+付加軸を用いた加工機
  • これらの加工機で使用するツール(刃物)

c. 人工知能あるいは人工技能

  • 一般的な人工知能適用
  • 人工知能とロボットの融合(教示なしのロボット運用)

d. データベースを応用した分散協調環境の構築

  • 異種CAD間でデータの共有
  • 設計物に対する閲覧、編集、管理の提供

Ⅱ 契約について

共同研究の実施については千葉大学と契約を交わす必要があります。詳しくはこちらのリンク(URL: https://www.ccr.chiba-u.jp/industry/)で確認してください。

これまでの経験から、上のURLでは直感的に分かりにくい事柄を補足します。共同研究として研究費を受け入れるには三つの形態があります。共同研究受託研究寄付金ですが、受託研究は企業側からみれば委託研究になります。これらについての違いを表にまとめます。

種別 成果物の帰属 研究費(間接経費)
共同研究研究における成果物、特に特許などの知財に関して企業と本学で権利を按分して持ちます30/130の間接経費を研究に必要な直接費と別に計上します
受託研究契約時に定めた成果物は企業と本学で共有しますが、知財に関しては本学に帰属します30/130の間接経費を研究に必要な直接費と別に計上します
寄付金契約時に目標(成果物)を定めません。知財に関しても本学に帰属します間接経費は0~5%程度となります
たとえば130万円の予算であれば、30万円は大学の取り分となり、研究室で使える予算額は100万円になります。研究室の運営においてもある程度の間接経費は必要ですので、研究の真水部分は70~80万円程度になるとお考え下さい。