建築でコンピュータ、する?
2024年10月 8日(火) 15:38 JST
もう終わってしましたが、「第1回ロボデックス ロボット・活用展」で発表してきました。
上の写真は、 当日のプレゼンで用いたものの一枚ですが、螺旋階段の1/3スケール模型を撮影したものです。この模型は、階段部(踏板、手摺り子)は職人さんに作ってもらい、手摺り部分のみをロボット加工機で製作しました。左右反対回りで並べていますが、左右対称の同一サイズの模型です。当然ですが素材は木です。
この写真のように、3次元の広がりを持ちながら滑らかに連続する造形は、高度な職人技をもってしても製作は難しくロボット加工機の可能性を実証できていると思います。
これらは加工実験のために制作したもので、連続性を目視しやすいようシンプルなものにしましたが、螺旋階段はそもそも高い意匠性を持つものが多いので、このあとは凝ったデザインで試作を重ねる計画です。来年度の計画では、1/1スケール、つまり実物の制作を視野に入れています。