2018年8月22日(水) 15:10 JST

2015年度卒業論文発表会が行われました

  • 2016年4月 6日(水) 12:00 JST
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年度が変わってしまいましたが、昨年度(2015年度)は、本研究室から2名の学生が卒業論文の発表を行いました。それぞれの内容を簡単に紹介します。

  • 生体テンセグリティの設計手法 -肘関節を模した可動テンセグリティによる構造体の提案-
  • タイルの自動施工に関する基礎的研究

生体テンセグリティの設計手法 -肘関節を模した可動テンセグリティによる構造体の提案-

テンセグリティ構造は圧縮材と引張材のみで構成されており、既存の建築デザインにはない独特の浮遊感を持っています。また、圧縮材を骨格、引張材を筋繊維と見なすと脊椎動物の運動構造はテンセグリティ構造として解釈することもでき、生体の要素から抽出したテンセグリティ構造は生体テンセグリティと呼ばれます。生体テンセグリティは、生体内に存在する骨格(圧縮材)と筋肉(引張材)の均衡を模すことで、自立的に張力調整を行う機構となっている点に特徴があります。

本研究では、一段階として、肘関節を観察し、その運動機構を再現することで、自ら展開する可動テンセグリティを設計し、動く建築へテンセグリティを用いることの可能性を提案しました。



タイルの自動施工に関する基礎的研究

ペンローズ・タイルといった非周期的パターンを施工することは、配置ミスなどを生じやすく人の手では困難です。そこでコンピュータとロボットを組み合わせて施工させることを目指しました。コンピュータによる計算により、各タイルの座標といった情報を生成し、ロボットを制御するための命令に変換、産業用ロボットを制御することで、精度良く施工することができました。