建築でコンピュータ、する?
2024年10月 8日(火) 14:48 JST
第7回の講習では、「GDLオブジェクトの図面上への呼び出し」について扱いました。
GDLで作成したオブジェクトをArchiCADの図面上に配置します。ArchiCADをインストールした際に
複数のオブジェクトファイルが既に保存されていますが、自分で作成したオブジェクトファイルを図面上に
配置することで、より自分の意図に近い建築設計を行うことができます。図面上に呼び出す手順はとても簡単です。
一、作成したオブジェクトを埋め込みライブラリに保存する。(プロジェクト内に埋め込み保存するので、作業を終える時には忘れずにArchiCADプロジェクトを保存しましょう)
二、ArchiCADのオブジェクトツールを選択し、オブジェクトのデフォルト設定において、埋め込みライブラリに保存されたオブジェクトを選択。
三、図面上をクリックしてオブジェクトを配置。
以上の手順で図面上にGDLオブジェクトが配置されます。しかし、この手順だけでは配置したオブジェクトに対して図面上で形状などに手を加えることができません。これらの手順を踏む前に、あらかじめGDLオブジェクトにいくつかスクリプトを加えておくと、図面上で形状を編集することができます。
3Dスクリプトや2Dスクリプトでもなく、パラメータのところに変数を定義することで、図面上に配置した個々のオブジェクトに対して、変数の値を変更することができます。 ここでポイントになるのが、個々のオブジェクトに対して変更ができる点です。同じオブジェクトを複数配置した際、それぞれのオブジェクトのパラメータを編集することで、同じ形状を保ちながらも異なる寸法をとる、といったことができるようになります。
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