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立体ペントミノを作る

  • 2009年3月28日(土) 17:48 JST
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以前紹介したペントミノですが、「数千パターンも正解があるなら適当にやっていればできそうですね。」と軽口を叩いたら、やってみよとの話になりました。折角なので、三次元版(駒を構成する正方形を立方体として作成したもの)を作ってみました。


完成形1
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使用したのは、ラワンの角材です。断面は、おおよそ30mm×30mmなので、この角材を輪切りにして立方体を作っていきます。輪切りにする前に自動がんなで、木口以外を綺麗にします。

自動かんな 前後比較

自動かんなをかけ若干断面が小さくなったので、30mmの間隔で輪切りにして、木口をヤスリがけして立法体にします。最初のうちは手作業で削っていたのですが、ヤスリで微調整するのは大変ですね。意外にラワン材の木口面は硬いのでなかなか削れません。最終的には木枠を作って木材を並べ、60番のサンダーで一気に削ってしまいました。

輪切りに加工 輪切り完了 ヤスリがけ サンダーって便利です

ある程度調整が終わって立法体に近づいてきたので、試しに両面テープで止めて駒を作ってみます。木でつくると、立方体それぞれで微妙に色合いが違うのでいいですね。さっそくペントミノに挑戦してみます。平面版に小一時間挑戦してみましたが、なかなか正解にたどりつくことができません。立体版にも挑んでみましたがぜんぜんだめです。両面テープでのかり止めがはがれ始めてしまったので、もう少し綺麗にヤスリがけしてから木工用ボンドで接着することにします。

立体版に調整中 平面版に調整中

、、、、ある日、百円ショップによってみたら、立法体に加工された木材がうってました。6個入りで105円なので、ためしに5セット(税込み525円)買ってみてこれでも作ってみました。それほど精度がいいわけではないのですが表面がやすりがけされているのでいい感じです。修士の学生にやらせてみたら30分ほどで6×10の平面版ができました。立体版はなかなかできないようで、学生が気分転換に挑んでは諦めるので、普段は机の上で変なオブジェみたいに組まれています。

平面版完成 妙なオブジェ

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